May 19, 2010
会社の海外旅行保険の変化
私が勤める会社では、以前、海外出張に行く時に会社分割している海外旅行保険に加入しています。緊急出張の場合、空港で加入する保険も認めています。最近、経費節減などで海外旅行保険にも変化が出てきました。従来のような保険会社の取り扱いで、クレジットカードに付与される海外旅行保険に転換されています。万一のことを考えると本当に保険で安心できるのか不安です。会員制リゾートといえば、会員制の部分を見ても、リゾートという言葉を見ても、なんか大人のためのものと考えてのサービスだが、大人だけでなく子供たちも楽しむことができる会員制リゾートでもあります。そう考えると、のんびり過ごすだけで施設だけでなく、楽しいリゾート施設もあることでしょう。
自動車販売への逆風が続いている。
日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合がまとめた今年7月の新車販売台数は、前年同月比23.3%減の37万3052台。11カ月連続でマイナスとなった。税制優遇などで維持費の安い軽自動車は堅調で、今年3月末時点の100世帯当たりの保有台数は、前年に比べて0.7台増の50.6台になったとはいえ、肝心の普通車が売れない状況は、国内自動車販売の悩みのタネになっている。
【神尾寿の時事日想:カーシェアリングと自動車販売の意外な関係 MINI + タイムズプラスは、なぜ実現したのか】
そのような中、"クルマ離れ"の著しい都市部を中心に急成長しているのが、会員制のカーシェアリングである。クルマが必要な時に、必要な時間だけ「利用料金を支払って借りる」というカーシェアリングは、クルマ購入の初期費用だけでなく、毎月の基本料金を支払えば維持費(自動車諸税・駐車場代・ガソリン代など)は要らないというコストパフォーマンスの良さが評価されて大ヒット。時間貸し駐車場最大手のパーク24がてがけるカーシェアリングサービス「タイムズプラス」では、昨年6月の本格サービス開始から約1年余りで、5万7000人の会員を獲得している。
クルマ販売とカーシェアリング。一見すると、対立構造にありそうな両者だが、ここにきて急接近しはじめている。その代表的な例が、パーク24のタイムズプラスと、BMWのコンパクトカーブランド「MINI」との連携だ。両社は東京・大阪で共同キャンペーンを積極的に展開するほか、Webサイトでの連携も深めている。
クルマを借りるカーシェアリングと、クルマを売る販売ビジネスの連携は、新たなカーライフスタイルの提案になるのか。パーク24 事業企画本部 東日本タイムズプラス推進部部長の内津基治氏と、BMW 営業ディビジョン スペシャルセールスマネージャーの佐藤晋介氏に話を聞いた。
●カーシェアリングはタッチポイントを拡大する
パーク24のカーシェアリングサービス「タイムズプラス」は、この1年余りで急速な成長を遂げた。全国にある貸出ステーション数は約2000カ所、車両数は2500台以上まで成長、この"使い勝手のよさ"が評価されて、ユーザー数は5万7000人を突破している。
そしてタイムズプラスがユニークなのは、貸出用の車両としてコストパフォーマンスの高い国産コンパクトカーだけでなく、輸入車も多く取りそろえていることだ。その中でも、BMWグループとの提携により、MINIの配備数はかなり多い。大都市を中心に約100台が用意されており、これは日本のカーシェアリングサービスでは異例のことだ。
このMINIの大量導入・大量配備はパーク24側からBMWに持ちかけたものだが、BMWもそれを積極的に受け入れた。導入計画に先駆けて、両社はタイムズプラスで使用する車載器インターフェースの共同開発まで行ったという。
「"クルマ利用"のカーシェアリングが普及することは、"クルマ販売"を主軸とした今の自動車ビジネスにとってマイナスになる」――日本の自動車業界ではこのような見方をする関係者が多い。BMWではそのような懸念はなかったのだろうか。
「確かにそういった意見もあるようですが、BMWグループではむしろ逆だと考えています。(日本市場では)消費者のクルマ離れ・ディーラー離れという現象があるわけですけれども、そのような中で、カーシェアリングを通じてBMW/MINIに乗っていただく、ブランド体験をしていただくということが重要なのです」(佐藤氏)
BMW/MINIでは、企業文化として「駆けぬける歓び (Freude am Fahren)」を掲げている。"走らせて楽しいクルマ"がBMWとMINIの真骨頂であるわけだが、当然ながらこれは、自分でハンドルを握って乗ってみないと分からないものだ。そのためBMW/MINIのディーラーでは様々な試乗プログラムや試乗キャンペーンを用意し、カタログを見せるよりも「まずは乗ってもらう」ことを重視しているのだが、日本市場では、このブランド体験をしてもらうこと自体が難しくなっているという。
「これはカーシェリングとのコラボレーションをして改めて分かったことなのですけれども、今は『ディーラーの敷居が高くなっている』のです。我々は多くのお客様に訪れていただき、BMWやMINIに気軽に乗っていただきたいのですが、この『ディーラーを訪れる』ことに気後れを感じている方が少なくない。ディーラーでセールススタッフと話しをして、試乗をしてアンケートに答える、といったことが、おっくうに感じられてしまうのですね。
一方のカーシェアリングは、会員の方が無人の貸出ステーションから、いつでも好きな時間に借りて好きなように乗れます。ディーラーの煩わしさがなく、お客様が自分の好きなように乗れるわけです。BMW/MINIのブランド体験をしていただくにあたり、とてもハードルが低い。ディーラーから足が遠のいてしまっている方々に対して、新たなブランド体験の接点になるわけです」(佐藤氏)
カーシェアリングでの利用はディーラーの試乗とは異なり、"買うことが前提"にはならない。そのためBMWやMINIといった輸入車も気負わず試すことができる。自動車メーカーにとって、ディーラーの試乗プログラムとは別の、"もう1つのブランド体験の入り口"として位置づけることができる。そして、実際にBMW/MINIに乗って気に入っていただいたお客様の一部が、購入を検討してディーラーを訪れればいい、というわけだ。
「カーシェリングで利用しているうちにクルマ購入に至る、というケースはすでに出始めています。例えば(販売ディーラーの)MINI六本木では、タイムズプラスとの共同キャンペーンによって、2人のお客様にMINIをご購入いただけました。そのお客様からは、『カーシェアリングで乗っているうちに、自分のクルマとして欲しくなってしまった』という声をいただいています」(佐藤氏)
●「クルマを買うからカーシェアリングをやめる」
これまでカーシェアリングは、「クルマの所有からクルマの利用へ」という新たな流れと見られてきた。しかし、その逆のパターンも出てきている、とパーク24の内津氏は指摘する。
「カーシェアリングのユーザーは急速に増えているのですが、一方で、毎月の解約も一定数あります。その解約理由としてもっとも多いのが、転居によって近所にステーションがなくなるから。そして2番目の理由は、『クルマを購入するから』なのです」(内津氏)
クルマにあまり必要性を感じず、初期コストやランニングコストを鑑みて、購入・所有よりもコストパフォーマンスが高いカーシェアリングに加入する。しかし、カーシェアリングを使っているうちに、クルマ利用の頻度が予想以上に増えたり、クルマそのものが好きになってしまってクルマを買う(=カーシェアリングを解約する)。そういった層が確実にあるという。
「こういった、カーシェアリングから購入へと移行するお客様にとって、タイムズプラスでお乗りいただいていたクルマは親近感があるのです。特にMINIのようにデザインがいいクルマは、カーシェアリングで乗っているうちに愛着がわいてくる。ここが我々のサービスと、自動車販売が補完関係を築けるポイントなのです」(内津氏)
そこでパーク24では、BMWがMINIの販売強化を行っているエリアの貸出ステーションに、MINIのカーシェアリング車両を集中配備。マーケティングデータの共有を行った上で、プロモーション活動での連携も図った。MINIに興味があるからタイムズプラスに加入する、といった新たな会員獲得もできるようになった。
しかし、ユーザー全体の一部とはいえ、クルマを購入したユーザーはカーシェアリングサービスを解約してしまう。タイムズプラスにとって、彼らは利用頻度の高い優良顧客だったはずだ。その点はパーク24側から見てデメリットではないのだろうか。
「いえ、それは問題ありません。なぜなら、我々(パーク24)の本業が時間貸し駐車場だからです。クルマを購入されたお客様とは、タイムズプラスというカーシェアリングの部分では接点がなくなってしまいますが、そのクルマを使えば外出先での駐車場が必要になりますよね。そこで(駐車場の)タイムズをご利用いただければ、駐車場サービスの新たなお客様になっていただけるわけです」(内津氏)
駐車場事業者のパーク24にとって困るのは、クルマに乗る人が誰もいなくなってしまうこと。カーシェアリングサービスは「クルマ利用」で自動車市場の裾野を少しでも拡大し、クルマに乗る人たちを増やすためのものだ。だからこそ、多頻度ユーザーがクルマ購入に移ることは「まったくもってウェルカム。とても嬉しいこと」(内津氏)なのだ。
パーク24では今後さらに貸出ステーションとカーシェアリング車両を増やしていくという。
「サービス開始1年で2500台のクルマを用意しましたが、今後1年でさらに1500台の増車を行います。まずはタイムズプラスを、多くのお客様にとって身近なものにしていきます。
そして、今後増やすクルマの中には、MINIやBMWなど乗って楽しいクルマ、魅力的なクルマも積極的に取りそろえていきます。タイムズプラスは無人のショールーム(のような存在)でいいと思うのです。そして将来は、お客様がファッションを楽しむように、いろいろな魅力的なクルマに乗れるような環境を作りたい」(内津氏)
●カーシェアリングがカーライフの入り口に
クルマが憧れだけで売れる時代はすでに終わっている、と筆者は思う。クルマが自分の生活においてどれだけ価値がある存在かが分からない人に対して、いきなり100万円以上の高額商品を買わせようというのは、今の時代に合わなくなってきているのだ。
そのような中で、カーシェアリングと自動車販売の連携は、今後、新たな「カーライフの入り口」になる可能性がある。低コストでまずはクルマを使う生活を始めてもらい、そこで必要性を感じたり、クルマを所有したいと感じるほど気に入ってもらったら、クルマを購入してもらえばいいのである。こちらの方が「若者のクルマ離れだ」と嘆くよりも健全であり、多くの人にクルマの魅力を伝える取り組みになるだろう。日本の自動車市場を活性化し、自動車文化の継続と発展を考えるならば、少しでも多くの人がクルマを体験して魅力が感じられる「利用環境を作ること」が大切なのである。今回のタイムズプラス + MINIのコラボレーションの、新時代のカーライフスタイルの嚆矢ともいえるだろう。
新しい自動車ビジネス、新たなカーライフの在り方として、パーク24のタイムズプラスは、今後さらに注目しておく必要がありそうだ。
【神尾寿,Business Media 誠】
【関連記事】
利用しやすくなったカーシェアリング「Times PLUS」――7月からBMW MINIを導入
タイムズプラス、Web予約時にカーナビの目的地もセット
BMWの新しいブランド「BMW i」が目指すものは?
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.